よくあるご質問FAQ

夏は塗装できますか?

可能です!

熱い為、塗料の乾燥が早すぎる場合もあり希釈率の調整や時間差による日当たり加減を考慮して工事したり対策します。

作業者が大変ですが、工事は可能です。

冬でも塗装できますか?

可能です!

兵庫県南部は、基本的に海も近く他の地域に比べ暖かい気候です。(雪が積もるような地域は不可)

通常の時期より乾燥期間を長めに確保する。
他の箇所を工事したりと工夫することで対策可能です。

外壁・屋根 塗装が必要な年数・症状・タイミング 一覧表

今回は、ざっくりにはなりますが塗装メンテナンスのタイミングをご説明していきます。

工事が必要かどうか、一般の方ではわからないケースも多々あると思いますので。

 

外壁

外壁種類 塗装時期目安 塗装のサイン・メンテンナンスのタイミング 【◎最も危険 ○危険 △注意】
ガルバリウム 15〜25年 錆が発生 危険○「赤さび〇白さび△」 色褪せ△
モルタル 10〜15年 壁が浮いた剥がれた 危険◎ クラックの発生〇 塗膜の浮き・剥がれ〇 色褪せ△
サイディング    7〜15年 コーキングが無かったり、片側でも剥がれていれば危険◎ 外壁材の反り◎ クラックの発生・ヘアークラックの発生〇 塗装の浮きハガレ〇 色褪せ△ 同じ間隔での小さなタッチアップの色褪せ△
ALC 10〜15年 コーキングが無かったり、片側でも剥がれていれば危険◎ クラックの発生〇 色褪せ△

 

・サイディングは、個人的に一番弱いイメージ コーキングが必須である。 水気が弱点。厚いほど頑丈である。
・コーキングは、グレードや厚み、塗装してあるかどうかでも耐久性が変わるので注意が必要。
・モルタルは、塗膜剥がれやクラック発生した個所の補修で、跡が残ってしまう可能性有。
・ガルバは、業者により塗装しないで良いと言う方がいるが、しないよりしたほうが勿論良い。
・ガルバの艶消し仕上げは業者選びが難しくなる。(技術力の高い塗装店でないとムラムラになる可能性有)
・ALCは、コーキングが必須である。弾性塗料が使用されているかの見極めが必要(材料選定が変わる為)

 

屋根

屋根の種類 塗装時期目安 塗装のサイン・メンテンナンスのタイミング 【◎最も危険 ○危険 △注意】
カラーベスト・スレート・コロニアル 10~15年 吸水性高い○ 藻・カビの発生○ 割れ〇※【注①参照】
モニエル洋瓦 10~15年 吸水性高い○ 藻・カビの発生○ 割れ〇
プレスセメント 15〜20年 藻・カビの発生△ 割れ〇 色褪せ△
ガルバリウム 15〜20年 藻・カビの発生△ コーキングの剥がれ・劣化◎ 色褪せ△
和瓦、陶器瓦、いぶし瓦 ほぼ不要 瓦のずれ◎ しっくいの剥がれ◎ 銅板金のサビ〇

【共通事項】
・全ての屋根材下の防水シートであるルーフィング築25年前後で寿命。※使用ルーフィングにより年数は変わる場合有。
「カバーか履き替え 塗装の場合は雨漏りリスク有と保証対象外になる可能性有」
・しっくい施工の場合20年前後でメンテナンス時期。※土が流れている場合は早急にメンテナンス。
・瓦・棟の浮き、ズレ、コーキングの劣化はメンテナンスが必要

【注記事項】
【注①】2004年以降に建築であればノンアスベストタイプで塗装不可の屋根のケースあり。(2004年以前も商品存在は有り)劣化具合で塗装可否か決めるケースも有り。
この場合、
・ルーフィングの寿命を迎えたタイミング(築25年前後)でカバー工法する。
・外壁塗装のタイミング(築10~15年前後)で塗装で延命するか、最初から塗装費用をカバーに回しカバー工法する。
・塗装も何にもしないで放置かになります。「こちらは訪問販売の餌食になる可能性がありますので非推奨です。」

 

屋根材は、塗装で撥水性や美観を整えるのも大事だが、一番大事なのは屋根材下の防水シートであるルーフィングが生きているかどうかです。

 

工事内容の重要度、価格について

塗装する(安価)→張り替えor履き替えorカバー工法(高価)→新築で建て直す(最高価)

※右にいくほど、した方がより良い順番になりますが、費用も高価になります。
※安価で済ませたい場合は、早期にやらないといけない場合多数。

 

さいごに

工事や塗装はやらないより、やった方が良いの積み重ねです。

工事の必要性や、メンテナンスをどのように取り組むか等、計画を立てお客様に喜んでいただけるよう考え、様々なプラン・御提案もいたしております。

調査や案内は、無料ですのでお悩みや気になる点ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

サイディングは塗装が必要ですか?

塗装は絶対必要です。

コーキングの劣化がある場合は、優先して工事しましょう。
一番傷む原因です。

光セラやセラミック系、ハウスメーカー系の(積水・ダイワ等)25年以上塗装メンテナンスが不要と言われるサイディングも、コーキングの傷んだ箇所、クラック箇所、水切り上部の切り口等は、表面加工がされておらず水を含みやすく、劣化が始まる弱点箇所になってしまっています。

※表面だけしか効果がありませんので気を付けましょう

我が家はリシン・スタッコ外壁? 外壁の種類では無い? ジョリパット系外壁について

外壁塗装の見積りの際に、うちはリシン外壁、スタッコ外壁ですよね?と言われますが厳密には意味が異なる場合があります。
何故か、材料名で呼ばれる事が少ないこの外壁について解説します。

まず、パターン(仕上げ方)の名称であって、使用している材料名ではありません。
一括りでパターン名を(仕上げ方法)◯◯外壁と呼んでいる事が多いです。

:正確には、○○塗料のリシンorスタッコパターン仕上げ

 

また、施工してある外壁の下地の種類も、モルタル外壁が多いです。
稀にサイデイング外壁に施工される場合もあります。「3/10板サイディング」
※ジョリパットの大壁工法も含む

 

ざっくりな見分け方ですと、

・窓周り・縦目地等にコーキングがある。水切りと外壁の間に隙間があればサイディング外壁。
・窓周り・縦目地等にコーキングが無い。水切りと外壁の間に隙間が無ければモルタル外壁。

※上記に当てはまらない建て方・仕様の場合も有りますので仕様書・図面等でもご確認いただけます。

 

代表的塗料

ジョリパット (AICA工業)
ベルアート (SK化研)

※この質感の材料は種類が多く、把握しきれないぐらい多いので。。ご容赦下さい。 あとトラブルも結構多いので上記以外はあまり推奨しません。

そとん壁、しっくい外壁、マジックコート、ライムフィラー等々

 

数種類有る骨材を塗料に+プラスして仕上がり感を変えたり、左官やコテ仕上げ、吹付仕上げ、特殊な器具を使い模様を付けた仕上げ等、様々なパターン(仕上げ方)が再現出来る塗料になっています。

マットでザラザラした質感が特徴で、外壁だけでなく、内装にも採用され、お洒落な店舗等でも使用されています。

10年以上経過した外壁塗装の際にも、同じ質感に仕上げる事が可能な専用塗り替え塗料もございます。

 

専用塗料の紹介

ジョリパットフレッシュシリーズ(AICA工業) ※遮熱タイプ・高耐候タイプ(ジョリパットインフィニティ)も有り
インディフレッシュセラ(日本ペイント)
※他社塗料も有りますが、こちらがお勧めです。

 

外観・質感は抜群に良いのですが、選ぶ色や立地条件や建物形状によっては汚れが目立ちやすい場合が多く(黒い雨垂れ染みと藻カビ汚れが多い)
外壁塗装の際に汚れがつきにくい様にツルツルの仕上げ感にしてほしいと要望が出る場合があります。

ただ、質感を変えずに光触媒コーティングや防菌剤を添加する事で対策する事も可能ですので、一度選んだ質感を変えずに外壁塗装する事例もございます。「汚れにくいグレー系の色がトレンドでもありますし、選ぶ色で対策するのもGOOD 日塗工だとN-45番 前後の色が人気です。」

※新築時に費用の問題から、光触媒コーティング親水系コーティングを推奨・施工・案内すらされていないケースが多いので新築で建てられる方はご検討ください。

 

2024年度 年末年始の営業につきまして

12/30~1/4日迄をお正月休み、1/5から仕事初めとさせていただきます。

見積もり依頼につきましては、休業中でも問い合わせフォームにて受け付けております。
こちらは先着順にてご対応いたします。「2023年度からの案件対応待ちの分もあり、お急ぎの方はお早めにお問い合わせいただけますと幸いです」

2024年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

職人さんは何人で来られますか?

基本的に1~2人が主になります。「代表も現場作業行いますのでよろしくお願いいたします」

1人の場合、ひと月半

2人の場合、3週間前後が大まかな工事期間の目安になっております。

※建物形状、大きさ、補修箇所の有無、塗装箇所の違い(外壁、屋根、防水、コーキング、付帯箇所の違い)、選定する塗料によって変わります。

2023年 お盆期間・夏季休暇のご案内

夏季休業のお知らせ

誠に勝手ながら、下記の通り夏季休業のためお休みを頂戴します。

8月13日(日)~8月16日(水)

休業期間中にお問い合わせ頂いた要件につきましては、休み明け後に順次ご対応いたします。

※対応中のお客様につきましては、担当者にご連絡のほどお願いいたします。

ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い致します。

無機塗料のご説明・メリット・価格帯

現在、様々なメーカーからもラインナップされるようになった無機塗料。

外壁塗装での位置付けとして一番良い(高い塗料)になっております。

ただ、性能・値段・品質も各メーカー毎にバラツキがあり一般の方には、紛らわしく比較検討が難しいと思います。

今回はそのような無機塗料を解説していきます。

 

無機塗料の性能  次回迄の外壁塗装年数

次回塗装までの期間として、15~25年程度持つ目安年数になっております。

※シリコン10年 ラジカル10~12年 フッ素15年が大まかな目安年数である事から無機塗料は更に持つ高グレードな塗料になっております。

 

価格帯

1缶当たり ¥30,000円~¥80,000と価格もかなりバラツキがあります。

特に溶剤系や濃彩色は価格が高い傾向にあります。
有名なメーカーも高い傾向にあります。

 

無機塗料のメリット

・煩わしい工事期間の減少

・工事回数が減るのでトータルで見ると月額費用が安くなるケースもある。
「工事毎に足場代、コーキング、各工事作業費がかかるので。費用の大半は人件費です。」

※例:40年イメージ

無機200万(18~20年)×2回=400万(36~40年)

ラジカル・シリコン150万(10~12年)×3回=450万(30~36年)

 

「採用例」・定期的な修繕や塗装が難しい物件・場所等は耐候年数の高いフッ素・無機を選択。

 

無機塗料を選ぶ際の注意点

①相見積もりで比較した際、値段の差で品質に差があるのが事実です。同じ無機塗料だからと安心してしまい安価な無機塗料を選んでしまっている方がおられます。
※特に〇K化研の分は安いです。

 

②少し胡散臭い塗料も多くあり、実績数よりもメーカーの創業年数等も吟味して選んで欲しいです。
新興メーカー系の塗料は不具合報告も入ってきていますのでご注意下さい。

 

③1回目はリーズナブルな塗料で様子見し、業者&工事内容を信頼できたならば2回目の工事から選んでください。

良い塗料を選んでも、工事の作業者による品質管理が一番大事です。
初めての外壁塗装工事&業者で一番良いのを選ぶのはリスクが高いと個人的に思います。
1回目は業者選びに専念し、前回工事で満足&信頼出来た次回に無機等の高価な塗料を選ぶ方が固いです。

※失敗した方は、高い塗料を選んでいる傾向が多くありますので。

 

④外壁塗料だけ無機塗料を選ばない。

外壁塗料だけでなく、コーキング・付帯部塗料・屋根塗料も良い商品を選ぶ必要がございます。

バランスよく選定しないと、外壁だけは持っているが他の箇所は工事が必要なタイミングが早まってしまい、結果損する事にも繋がりかねません。

 

 

最後に

ここには大人の事情で書けない情報も多くあります。

実際に無機塗料をご検討されている方には、各メーカー毎の無機成分付与率の開示・メーカーの創業年数の資料・塗料製造元の工場名等も含めて詳しくご説明いたします。

多くの調査を行い、データ取りした本当にお勧めできる無機塗料をご提案しますので、是非お任せください。