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外壁・屋根 塗装が必要な年数・症状・タイミング 一覧表
今回は、ざっくりにはなりますが塗装メンテナンスのタイミングをご説明していきます。
工事が必要かどうか、一般の方ではわからないケースも多々あると思いますので。
外壁
外壁種類 | 塗装時期目安 | 塗装のサイン・メンテンナンスのタイミング 【◎最も危険 ○危険 △注意】 |
ガルバリウム | 15〜25年 | 錆が発生 危険○「赤さび〇白さび△」 色褪せ△ |
モルタル | 10〜15年 | 壁が浮いた剥がれた 危険◎ クラックの発生〇 塗膜の浮き・剥がれ〇 色褪せ△ |
サイディング | 7〜15年 | コーキングが無かったり、片側でも剥がれていれば危険◎ 外壁材の反り◎ クラックの発生・ヘアークラックの発生〇 塗装の浮きハガレ〇 色褪せ△ 同じ間隔での小さなタッチアップの色褪せ△ |
ALC | 10〜15年 | コーキングが無かったり、片側でも剥がれていれば危険◎ クラックの発生〇 色褪せ△ |
・サイディングは、個人的に一番弱いイメージ コーキングが必須である。 水気が弱点。厚いほど頑丈である。
・コーキングは、グレードや厚み、塗装してあるかどうかでも耐久性が変わるので注意が必要。
・モルタルは、塗膜剥がれやクラック発生した個所の補修で、跡が残ってしまう可能性有。
・ガルバは、業者により塗装しないで良いと言う方がいるが、しないよりしたほうが勿論良い。
・ガルバの艶消し仕上げは業者選びが難しくなる。(技術力の高い塗装店でないとムラムラになる可能性有)
・ALCは、コーキングが必須である。弾性塗料が使用されているかの見極めが必要(材料選定が変わる為)
屋根
屋根の種類 | 塗装時期目安 | 塗装のサイン・メンテンナンスのタイミング 【◎最も危険 ○危険 △注意】 |
カラーベスト・スレート・コロニアル | 10~15年 | 吸水性高い○ 藻・カビの発生○ 割れ〇※【注①参照】 |
モニエル洋瓦 | 10~15年 | 吸水性高い○ 藻・カビの発生○ 割れ〇 |
プレスセメント | 15〜20年 | 藻・カビの発生△ 割れ〇 色褪せ△ |
ガルバリウム | 15〜20年 | 藻・カビの発生△ コーキングの剥がれ・劣化◎ 色褪せ△ |
和瓦、陶器瓦、いぶし瓦 | ほぼ不要 | 瓦のずれ◎ しっくいの剥がれ◎ 銅板金のサビ〇 |
【共通事項】
・全ての屋根材下の防水シートであるルーフィング築25年前後で寿命。※使用ルーフィングにより年数は変わる場合有。
「カバーか履き替え 塗装の場合は雨漏りリスク有と保証対象外になる可能性有」
・しっくい施工の場合20年前後でメンテナンス時期。※土が流れている場合は早急にメンテナンス。
・瓦・棟の浮き、ズレ、コーキングの劣化はメンテナンスが必要
【注記事項】
【注①】2004年以降に建築であればノンアスベストタイプで塗装不可の屋根のケースあり。(2004年以前も商品存在は有り)劣化具合で塗装可否か決めるケースも有り。
この場合、
・ルーフィングの寿命を迎えたタイミング(築25年前後)でカバー工法する。
・外壁塗装のタイミング(築10~15年前後)で塗装で延命するか、最初から塗装費用をカバーに回しカバー工法する。
・塗装も何にもしないで放置かになります。「こちらは訪問販売の餌食になる可能性がありますので非推奨です。」
屋根材は、塗装で撥水性や美観を整えるのも大事だが、一番大事なのは屋根材下の防水シートであるルーフィングが生きているかどうかです。
工事内容の重要度、価格について
塗装する(安価)→張り替えor履き替えorカバー工法(高価)→新築で建て直す(最高価)
※右にいくほど、した方がより良い順番になりますが、費用も高価になります。
※安価で済ませたい場合は、早期にやらないといけない場合多数。
さいごに
工事や塗装はやらないより、やった方が良いの積み重ねです。
工事の必要性や、メンテナンスをどのように取り組むか等、計画を立てお客様に喜んでいただけるよう考え、様々なプラン・御提案もいたしております。
調査や案内は、無料ですのでお悩みや気になる点ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。