よくあるご質問FAQ

どの塗料が良いですか? 「****が良い」と聞いたのですが。

色んな良い点を説明されて、結局どの塗料が良いか判断できない場合が多いです。

当店では、見積もり時にお客様の要望を伺い(何でお悩みか?どれぐらい持たせたいか?予算は有るか?年代別の大まかな状況を予測)適した塗料を提案いたします。

また、他の所から〇〇〇の塗料が何年持つと言われたが本当ですか?○○○の塗料はどうなんだろう?と気になる点もお答えいたします。
説明者の解釈により説明が違う場合があるのでセカンドオピニオンを行っております。

 

またコチラの記事にて大まかな塗料選定の基準も説明していますので御覧下さい。

塗装専門店が教える外壁塗料を選ぶ基準・種類や特徴についての説明(外壁塗装)

他の家はどのぐらいで塗られていますか?

当店での平均になりますが、1回目の場合は築10~14年前後で外壁塗装を行われた方が多いです。
(ただ14年目では劣化が進行していて塗装するのが遅いと感じる家が多いです)
家の種類や使用されている物のグレードにより上記年数より早くメンテナンスしないといけないケースもあります。
劣化診断・見積もりは無料で行っておりますので是非ご活用下さい。

夏季休業日のお知らせ

夏季休業のお知らせ

 

当店は2020年 8月13日(木) ~ 8月16日(日)までを夏季休業期間とさせて頂きます。

 

2020年 8月17日(月)より通常営業となります。

 

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。

 

塗装が密着しにくいサイディング材について解説 【光セラ・親水セラ・無機・高意匠・難粘着ボード】

昨今、大まかな外壁塗装のメンテナンス時期は10年前後となっていますが。

そろそろ、このメンテナンス時期になってきたサイディング材でグレードの良い外壁材も出てきだしたなと感じております。

このようなグレードの良いサイディング材には光触媒、親水処理、無機系・フッソ系などの表面処理されている物が多く高意匠サイディングと呼ばれています。

また、その効果故に塗装が密着しにくいのです。

 

このようなサイディングが存在している事、塗料の選定を気をつけないと塗料が密着しなかったり、塗装ができない等トラブルに繋がるであろう事が考えられますので気を付けてください。

 

高意匠サイディング特徴

高意匠サイディング 光触媒加工、親水加工、無機系の特徴として築10年以上経過していてもチョーキングが無し、色褪せ無しだと怪しいです。

「築15年の物件で、隣に建物が無く日当たりのいい建物でも全面チョーキング、色あせが発生していなかった実体験もあります。」

 

 

 

高意匠サイディングの種類  (光触媒・無機系・親水性) 「表面効果のある商品名一覧」

「ケイミュー」 ※ クボタ松下電工外装株式会社2003年設立 2010年にKMEWに社名変更 
・ネオロック光セラ(光触媒)
・親水セラ(親水性)
・親水パワーコート(親水性)
・商品名の後ろに親水とつく物(親水性)

「ニチハ」
・Fuge(フュージェ)
・プラチナコート(無機塗装)
・ハイパーコート(フッ素塗装)
・マイクロガード(セルフクリーニング効果)

「INAX」
・ナノ親水

「旭トステム」
・AT-WALLシリーズ
・セルクリーンコート
・セルフッ素コート

「パナホーム」
・ハイセラコート(無機塗装)

「東レ」
・オートクリーン(親水性)

「神島化学工業」
・ディフェンスコート(親水性)

 

※上記以外も現在調査中です。判明次第追記いたします。

 

また、クリアー塗装可能、クリアー塗装は出来ない、下塗りを高機能シーラーにして通常の塗装は可能など様々です。

このような際は、シンナーテストや実際に目立たない箇所で塗装を行い付着テストを行う方が無難です。

 

まとめ

上記のような外壁材も増えてきており、外壁塗装したがトラブルに遭遇する方が増えると思っております。

また、同じ柄でグレード(光触媒・親水)が違う物もあり、見た目ではわからないので業者でも気づきにくいのが難点です。

「業界内で、各業者に発表されている情報ではないため、自分から調べて情報収集していないとわからない事ですので塗装業者でも知っている所や知らない所もあり注意が必要です。」

このようなトラブルに遭遇するリスクを減らすために

・このような事を知っている業者を選ぶ

・塗装がそもそも必要か。できるのか判断してもらう。「シンナーテストや密着テストしてもらえたらより安心です」

・見積時に外壁の仕様書、商品名がわかる物、塗装していれば使用した塗料があれば提示する。(情報は多いほうがいいです)

・コーティングしていれば伝える。(見た目ではわかりにくい為)

 

このような外壁材は、色褪せが無いため塗装(メンテナンス)が不要な場合もありますが、外壁だけがメンテナンス不要であり。
コーキング、破風板軒天、ベランダのメンテナンスは必要な場合がありますので、しっかりと判断・メンテナンス方法を提示してくれる業者を選んでほしいです。

サイディング材について解説

外壁材で多いサイディング材、1960年代に登場してからそのシェア率で言えば実に住宅全体の70%以上を占める外壁材となっています。

沢山の種類があり、今現在では30年メンテナンスフリーを謳う商品も出てきている状況です。

外壁塗装工事を行う事の多いサイディング材について説明したいと思います。

 

サイディングの特性

サイディング材の表面は保護処理や塗装が施してあり頑丈なのですが、裏側やコーキングの切れた箇所は保護処理を何も行っていない状態です。

サイディングの性質は市場の大半がセメント系(窯業系)なのですが素材の性質上水を吸水しやすい部材です。

外壁目地のコーキングが切れていたり、クラックが入ったり、表面の塗装の効果が切れていると防水性がなくなり外壁裏側や内部に水分を吸水しやすくなります。

 

「サイディング材の中の状態。セメント系の物です。割れた箇所等は水を吸水しやすく保護処理が必要です。」

「サイディング裏側の状態」(無塗装や保護処理無しです)

また外壁内部や裏側に万が一水が入り込んでしまった場合、外壁裏側は風が通りにくく通気性が悪い為(通気構法の場合でも)乾燥しにくく湿度が高くなります。

そのせいで断熱材や構造材にカビ等が生えたり木部の部分が腐ってしまったりする場合もあります。

(これらの箇所は外壁裏側での事で実際に目に見えないため発見できない点が厄介です。目に見える症状が出てきている場合は重症なケースが多いです。)

また、外壁内部に吸水して入り込んだ水が日光で暖められた際に蒸発しようとし、外壁表面へ出ようとし壁面内部から塗膜を押し上げ、結果外壁表面の剥離やサイディング材の反りや割れ(クラック)等に繋がってしまう可能性があります。

そのため、外壁に水が入り込むクラックやコーキングが切れた状態のまま放置しておくのは良くないです。

20〜30年メンテナンス不要を謳う光セラ等の外壁材でも塗装は必要ないかもしれませんが、このような状態はメンテナンスしないといけませんので注意してください。

通気構法・直貼り構法 サイディング材の2種類の構法

通気構法・直貼り構法 2種類の構法が存在する

サイディング材の貼り方には、通気構法・直貼り構法の2種類が存在しております。

この工法の大きな違いとしては外壁材の裏側に通気層が有るか・無いかです。

 

なぜこのような2種類の構法が存在するかですが、まずサイディングが普及当初は直貼り構法が大半でした。

壁体内の湿気や水分を排出できる通気構法は、気候状況の厳しい寒冷地の構法として存在していました。

寒冷地は家の外と中の温度差が激しく、結露が発生しやすいです。発生した結露が寒冷地のために凍ってしまい、それが原因で凍害が起きトラブルが多かったためにその対策として通気構法が対策として採用されていました。

 

昨今、住宅の気密性や断熱材の性能が上がったことにより、屋外と室内の温度差は高くなっていたり、室内で発生した湿気が気密性が高いが故に外部に抜けにくくなっています。

また、室内で発生した湿気が屋外側と室内側の温度差により壁面内に結露として発生します。

床下からの湿気も壁体内に侵入し、壁体内に結露を起こす可能性や屋外側からの雨水による侵入の可能性もあります。

通気層がない事によって壁面内に発生した結露や水気を排出できず、結果として壁体内に水気が滞留し内部の断熱材を濡らし断熱性能を低下させる可能性。

柱や間柱・土台といった住宅を支える構造材の腐朽やシロアリの被害。

外壁材が湿気を含むことにより反り・割れの発生が増え、住宅を痛ませるリスクが高まります。

その対処方法として水気を滞留させず排出できる通気構法が普及した現状があります。

 

通気工法と直貼り工法の切り替わりのタイミングとしては、1999年~2000年が品格法施工のタイミングです。

この年数より以前に建てられた建物は、直貼り構法である場合が多いです。

 

直貼り構法は塗装できない?

直貼り構法と通気構法では、直貼り構法の方が構造上から来る問題から外壁塗装を行った際にフクレや剥離といったトラブルに遭遇する可能性が高いです。

その為、業者によっては塗装不可で外壁の張替えしかできないといわれるケースもあります。

予算の都合などで塗装をする際、このようなトラブルが発生するリスクを塗料選定により低くする事は可能です。

 

・下塗り材を厚膜にしない。

・上塗り塗料に弾性塗料を使用しない。

他にも工夫すれば更にいい点も存在しています。(色の選定や上塗り塗料の選定等)

 

また筆者の兵庫県南部は全国的にみれば気候的に比較的トラブルは少ないほうかなと思われますが、対策をしても少なからずリスクはありますので工事方法はよくご検討ください。

外壁塗装の見積もり現場調査の際は、このような事も調べて最適な塗装の提案をさせていただきますのでお任せください。

 

外部木部 白木仕上げ クリアー仕上げ ナチュラル系カラーのメンテナンス方法について

神社の建物や温泉などの檜などにある白木仕上げ。

木の風合い・色味を生かした着色せずのクリアー仕上げ・白木仕上げ・薄いナチュラル系カラー。

最初は綺麗ですが、劣化してくるとカビや黒ずみ・木部の灰色化・日が当たる当たらない箇所の日焼け跡・染みなど色が薄いために茶色等の濃色と比べて汚れが目立つケースが多いです。

今回はそのような仕上げのメンテナンス・塗装方法や注意点を説明したいと思います。

 

汚れが目立ちやすい 白木・クリアー・ナチュラルカラー仕上げ

 

茶色や黒色の濃色仕上げは塗料の色が濃く上記の汚れが目立ちにくいのですが、
白木・クリアー仕上げ等は塗料の色が薄い為、隠蔽力が少なく汚れが目立ちます。

このような状態から新築時のような綺麗さを取り戻したいのであれば、カビ・黒ずみ・灰色化の汚れを数種類の薬品を使用して洗浄・ペーパー掛けを行い素地が出るまで綺麗にしてから塗装しないと綺麗になりません。

白木仕上げの場合、塗装して綺麗にすると言うよりも、薬品洗浄やペーパー掛けを行い木を綺麗にしてから白木仕上げ塗料やクリアー塗装を行い劣化やカビ汚れ灰色化等が進行するのを遅らせるという考えが正しいです。

 

薬品洗浄施工例

このように薬品洗浄で綺麗にしてから仕上げ塗料を塗装する事になります。

白木仕上げ、クリアー仕上げ、ナチュラル系の仕上げを希望の場合、濃色(茶色や黒色)の場合の様に同じ塗料を塗るだけで終わりではなく、薬品洗浄やペーパー掛けを行わないといけないので、それを行う費用+塗装費用が掛かるため濃色の施工の場合より割高になります。

・通常の茶系統色・黒色仕上げ
「塗装作業のみ」

・白木・クリアー・ナチュラルカラー仕上げ
塗装作業+薬品洗浄・ペーパー作業」

 

白木仕上げの場合、汚れが目立ちやすいのでこまめな塗装メンテナンスが必要です。
(木はそうゆうものだと割り切るのもアリですが)
薬品洗浄を行わず現状より濃い色(茶・黒系)にて塗装を行うほうがトータルで見ると手間や費用が掛からず楽になります。

「*注意点として、濃い色を塗装するとその塗装した色より薄くに戻すのは困難です。
ペーパー掛けで表面に素地が出るまで削り落とすのも物理的にはいけるのですが木部の材質によっては時間が経つと痩せが発生して綺麗に落とせない場合もあります。
オイルステイン塗料専用の剥離剤ステントル等を使用して素地を出すのも可能ですが手間がかかります。」

 

古いお宅の木がだんだん黒色になっていくのはこのような事が関係しているかも。

 

手間暇かかる白木・クリアー仕上げですが、綺麗にしているとやはり立派なものですし余裕があるなと思うのが個人的な感想です。
(この仕上げを好む方は大きな家の方が多いですので)

住宅の外壁塗装時に行う箇所の中でも、外部の木部は一番劣化が早くメンテナス頻度が多いです。
その中でも白木仕上げは一番手間暇かかります。

どのようにしていこうかお困りの方は当店までご相談ください。
費用面や今後のメンテナンス等ご提案させていただきます。

新型コロナウイルス 緊急事態宣言解除に伴う今後の対応

兵庫県は緊急事態宣言解除されました。
です
が感染の第2波の可能性もございます。引き続き感染拡大防止の為、このような対応を取らせていただきます。

 

・マスク着用によるご対応

施主様や近隣様との接触の可能性がある場合はソーシャルディスタンスの確保。

・手洗い・うがい・健康管理に努める。

 

また通常業務(現場作業・現場調査・見積作成・各種打合せ)は通常通り行っておりますのでよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症に伴う対応

新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けこのような対応をいたします。

 

・マスク着用によるご対応

・施主様や近隣様との接触の可能性がある場合はソーシャルディスタンスの確保。

・手洗い・うがいの徹底 健康管理に努める。

・可能な限り人との接触を減らす

・打ち合わせ・商談等は各種ネットワーク機器・アプリの活用

 

また現場作業・現場調査等行っておりますが、場所によりお断りする場合もございますので事前にご相談ください。